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Text File  |  1993-07-08  |  8KB  |  164 lines

  1.  
  2.  Graphic Viewer Like a Slide projector
  3.                           Version 0.25A
  4.  
  5. 機能
  6.    このソフトは、パッドを使いスクリプトに書かれた画像ファイルをスライ
  7.   ド映写機の様に、順次表示していく物で、対応している画像ファイル形式は
  8.   以下のものです。
  9.     TIFF Ver.4
  10.     TIFF Ver.5
  11.     T-PAINT(オブジェクトは表示しない)
  12.    そのほかには、スクリプトの一覧から、次に表示するファイルの選択と、
  13.   コメントの表示が出来ます。また、ビデオ出力も可能です。
  14.    尚、このソフトは、TOWNS専用です。また、開発は、GCC1.40
  15.   で行いました。
  16.  
  17.  
  18. コマンド書式
  19.  
  20.    GVLS.EXP SCRIPT....  (スクリプト数は1~8まで)
  21.     例)RUN386 GVLS !EXAMPLE1.GV !EXAMPL2.GV スクリプトファイルを指定
  22.       RUN386 GVLS EXAMPLE1.TIF EXAMPL2.P16 グラフィックファイルを指定
  23.       RUN386 GVLS EXAMPLE1.TIF !EXAMPL2.GV 混在指定
  24.  
  25.    尚、IF2ファイルへの登録は、適当な拡張子を設定して(例えばGV)
  26.  
  27.     例)GV ,00,20,F:\GRAPHIC\GVLS.EXP !
  28.  
  29.    とでもすると、選択されたファイルをスクリプトファイルとして実行出来
  30.   ます。グラフィックファイルを指定するのであれば、最後の!は取ってくだ
  31.   さい。
  32.    それから、ビデオ出力可能モードで立ち上げたい時には、GVLSに対す
  33.   る1番目のパラメータとして「/V」を(半角の大文字か小文字で)指定し
  34.   てください。ただし、これはオプションであり、スクリプトとはなりません
  35.   が、スクリプト数には、数えられます。
  36.  
  37.     例)RUN386 GVLS /v EXAMPLE1.TIF      ビデオ出力モード指定
  38.             ~~この位置へ
  39.  
  40. 操作方法
  41.    通常時
  42.     Aボタン             次へ
  43.     Bボタン             前へ
  44.     A+Bボタン           画面をコンソールモードに初期化して
  45.                                           終了(リターンコードは0)
  46.     B+Aボタン           そのまま終了(リターンコードは1)
  47.     SELECTボタン        セレクトモードへ
  48.     SELECT+Aボタン      ビデオ出力可能モードへ
  49.     SELECT+Bボタン      ビデオ出力不可能モードへ
  50.     RUN+Aボタン         画面拡大
  51.     RUN+Bボタン         画面縮小
  52.     上ボタン             上へスクロール
  53.     下ボタン             下へスクロール
  54.     左ボタン             上へスクロール
  55.     右ボタン             下へスクロール
  56.  
  57.    セレクトモード時
  58.     Aボタン             選択して通常モードへ
  59.     Bボタン             選択して通常モードへ
  60.     SELECTボタン        選択せずに通常モードへ
  61.     RUNボタン           選択せずに通常モードへ
  62.     上ボタン             セレクトカーソルを1つ上へ
  63.     下ボタン             セレクトカーソルを1つ下へ
  64.     左ボタン             セレクトカーソルを20上へ
  65.     右ボタン             セレクトカーソルを20下へ
  66.  
  67.   注意
  68.     「RUN+」等の2つのボタンを押す操作は、まずRUNボタン等を押
  69.    してから、他のボタンを押すようにしてください。尚、これらの操作が動
  70.    作するのは、全てのボタンを放した時です。
  71.     但し、終了の場合は、押すとすぐ動作しますので、注意してください。
  72.     また、スクロール以外の操作は、一度全てのボタンを放さないと、次の
  73.    操作が出来ません。
  74.     それから、終了時のリターンコードですが、画面を初期化しての場合は
  75.    0、そのまま(つまり、表示されてる画像を残してですが、プロンプト等
  76.    が出ると、画像はくずれます)の場合は1、その他(エラーが有った等)
  77.    の場合は-1、が返ります。
  78.     後、ビデオ出力の可能と不可能が切り替わるわるのは、画像を表示した
  79.    時です。言い換えると、操作した時のスクリプトポインタが、画面クリア
  80.    等の場合は、ビデオ可能モードからビデオ不可能モード(逆の場合も)へ
  81.    は変わりません。
  82.  
  83.  
  84. スクリプト書式
  85.    普通はファイル名をフルパスで書き、その後に1つ以上の空白をおいて、
  86.   コメントが続く(コマンドラインでの場合は、この方法でコメントを入れる
  87.   事は出来ない)。コメントは有っても、無くてもよい。尚、1行の長さは半
  88.   角で80文字以内であり、それ以上の部分は無視される。但し、セレクト時
  89.   やコメント表示時等で表示される長さは、セレクト時が、40文字まで、コ
  90.   メント時が、46文字までです。
  91.    また、始まりが下記の場合は、それぞれの動作を行う。
  92.  
  93.     '!'  この文字に続くのをスクリプトファイル名とみなし、読み込む。
  94.       ネストは、一応無制限だが、あまりすると、メモリーオーバーとな
  95.       る。ただし、コマンドラインでの場合のみ、間に空白があってもよ
  96.       いが、その場合は、ファイル名とで、計2つのスクリプトとなる。
  97.  
  98.     '$'  この文字だった場合は、画面をクリアする。
  99.  
  100.     '~'  この文字に続くのを表示用コメントとみなし、画面の上部に表示
  101.       する。尚、「 ̄」文字自身は表示されない。
  102.  
  103.     '-'  この文字に続くのを表示用コメントとみなし、画面の中部に表示
  104.       する。尚、「-」文字自身は表示されない。
  105.  
  106.     '_'  この文字に続くのを表示用コメントとみなし、画面の下部に表示
  107.       する。尚、「_」文字自身は表示されない。
  108.  
  109.    これらの、どの場合も先行する空白は、動作には影響を与えないが、文字
  110.   数に数えられる。つまり、最初が空白であるからといって、コメントにはな
  111.   らない。コメントだけを書きたい場合は、特殊文字以外(空白文字を除く)
  112.   で始め、且つ、有効なファイル名に成らないようにすればよいが、一応スク
  113.   リプトであるので、セレクト画面には、表示されるし、前後に進めるボタン
  114.   も(有効なスクリプトに届くまで)余分に押さなければならない。
  115.    それから、スクリプトは1000行までです。また、セレクトモード時に
  116.   表示される先頭の数字は行番号です(0から始まるので、1000行目が、
  117.   999になります)。
  118.    また、コメント表示用の制御文字は、画像ファイルと、クリア制御文字の
  119.   後に1つ以上の空白を開けて置く事も出来ます。
  120.    尚、表示される文字数ですが、セレクトモード時は、スクリプトの部分が
  121.   スクリプトの先頭から40文字まで、コメント表示時が、制御用文字の次の
  122.   文字から46文字までです。コメント表示時の注意点として、空白文字も表
  123.   示する(本当のコメントが付けれない)事と、表示文字数が46文字以内だ
  124.   と、センタリングする事があげられます。
  125.  
  126.  
  127. その他
  128.    本ソフトはフリーソフトウァアであり、その著作権は、私にあるものとし
  129.   ます。再配付はこのドキュメントと一緒ならばかまいません。また、このソ
  130.   フトの使用等において発生したトラブルについては、私及び配付者は、その
  131.   責任を負いません。
  132.  
  133.                      NIFTY     NCB00461 稲妻
  134.                                           Le・Port   LE0247   冬雷
  135.  
  136.  
  137. 謝辞
  138.     このプログラムを作るきっかけを与えてくださり、尚かつ、その折りのソー
  139.   スプロクラムをこのソフトで使用する事を許可していただいた、San殿に、
  140.   開発に使わせていただいた、GCC及びそのライブラリを公開していただいた
  141.   方々に、色々な形や意味で助けていただいた全ての方々に、感謝いたします。
  142.  
  143.  
  144. 開発遍歴
  145.  
  146.  バージョン  主な内容
  147.  
  148.  0.00   プロトタイプ
  149.  0.01   TIFF Ver.4対応(2色モード以外)
  150.  0.02   パレット付きTIFF(TIFF Ver.5)形式(2色モード
  151.         以外)とPxx(TOWNS-PAINT)形式サポート
  152.  0.10   スクリプトファイルサポート
  153.  0.11   前後操作付加
  154.  0.12   スクリプトの種類を増やす
  155.  0.13   セレクトモード付加
  156.  0.20   画面のスクロールとズームをサポート
  157.  0.21   操作方法の変更と若干の手直し
  158.  0.22   TIFFの2色モードのサポート
  159.  0.23   ビデオ出力対応
  160.  0.24   操作方法及びスクリプト変更
  161.  0.25   圧縮付きTIFF(TIFF Ver.5)形式サポート
  162.  0.25A  0.25のバグ取り版
  163.  
  164.